調律
アコースティックピアノの中には、たくさんの弦が張られています。
鍵盤を押すて、その先に付いたハンマーが弦をたたくことで
音を出しています。
この弦にはとても強い力がかかっていて、
時間とともに自然に伸びていってしまいます。
そうなると、ピアノから出てくる音程が狂ってしまうのです。
それを直すのが『調律』です。
調律の費用と頻度
調律は、素人ができるものではありません。
専門の知識と技術を持っている“調律師”に依頼する必要があります。
費用
依頼にかかかる金額は、調律師さんによってまちまちですが、
一般的には、1万円〜1万5千円くらいです。
何年も調律をしていなかったり、
ピアノの状態が悪くなっているときは
もう少しお金がかかることもあります。
また、調律師に家まで来てもらうために、
出張費がかかることもあります。
電話やメールなどで、頼む前に見積もりをしてもらえるので、
必ず先にどの程度の金額がかかるか確認しましょう。
頻度
調律をしてもらう頻度は、年に1度は行いましょう。
できれば、年に2回行いたいです。
温度や湿度の変化が少ない、春先や秋口がおすすめです。
調律が嫌なら?
こうして金額を見てみると、金銭的にそれなりの負担がかかってしまいます。
生のピアノはそれだけ日々のお手入れが重要なのです。
電子ピアノやキーボードならば、調律をする必要がありません。
もし、それほどお金をかけずにピアノを弾きたいのならば、
電子ピアノという選択肢もおすすめです。
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