ピアノを再開したい
「子供のころにピアノを弾いていたがやめてしまった。
大人になった今、もう一度再開したい!!」
近年、そう思っている人がとても増えてきています。
けれども、いきなり再開しても上手く弾けるようになるのだろうか?
また、何をすれば良いのか分からない。
そんな風に悩んでいる人も多いことでしょう。
今回は、ピアノを再開するときのポイントとコツを紹介します。
原因を知ろう
ピアノを再開するとき、一番最初に確認するべきことがあります。
それは前回「なぜやめてしまったのか?」原因を明確にすることです。
やめてしまった理由が分かっていれば、今度は対策をすることができます。
逆に原因が分からないままだと、また同じことを繰り返して、
挫折してしまう可能性が高くなります。
ピアノをやめてしまう理由は人それぞれ、様々です。
練習が嫌になったり、上手になるのを諦めてしまったり。
家庭や仕事の事情、健康問題などの理由で続けられなくなることもあります。
ただ単に“なんとなく”弾かなくなってしまった、という人も多いでしょう。
家庭や健康などが原因だった場合は、それぞれの問題がクリアできれば、
また弾くことができるようになりますね。
では、ピアノが嫌になってしまったり、なんとなくやめてしまった場合は、
どんな対策をすれば良いのでしょうか?
ピアノを再開するときに弾きたい曲
ピアノを何となくやめてしまうのは、弾くのがつまらなくなってしまったり
なかなか上手くならずに嫌になって諦めてしまうからですよね?
独学で練習する場合でも、レッスンに通うとしても、
今度はそうならないようにする、重要なコツが2つあります。
- すぐに成功体験を得ることができる(簡単に弾ける)
- モチベーション(ピアノを弾く楽しさ)を思い出す
弾きはじめてすぐに「やっぱりピアノって楽しい」と感じることができれば
自然と、どんどんピアノが弾きたくなります。
そこで、筆者がピアノ再開時におすすめするのは
- 簡単な曲
- 知っている(有名な)曲
- 好きな曲
この3つの条件を満たしているものです。
実は筆者も少しの間ピアノをやめていた期間がありました。
そんな時、ふと立ち寄った古本屋さんで、こんなピアノ譜を目にしました。
歌謡曲やバンドの曲を簡単に弾けるようにピアノ・アレンジしたものです。
今でもこういったものは多く出版されていますね。
昔好きだったバンドで、値段も手頃だったので、気軽な気持ちで購入してみました。
家に帰って、ひさびさにピアノを弾いてみると・・・
「楽しい!!」
忘れていたピアノを弾く楽しさを思い出しました。
簡単に弾けるように、やさしく、短くアレンジしてあるので、
少し練習すればすぐに、そこそこに弾けるようになりました。
また、元々好きでよく聴いていた曲なので、
メロディーや曲の構成などを新しく覚える必要もありませんでした。
3つの条件を同時に満たすポップスのピアノ・アレンジ譜は、
再開時にピッタリな題材なのです!
「ポップスはあまり聴かない」「クラシック曲が弾きたい」という人には、
クラシックの有名曲を簡単に弾けるようにアレンジしたピアノ譜がおすすめです。
表紙に大きく「かんたん」「やさしい」なんて書いてあると、
ついつい馬鹿にしてしまいがちです。
そして、いきなり難易度の高い曲に挑戦してしまうのは悪手です。
最初の目標を高くしすぎると、また挫折してしまいます。
ピアノを再開するときには、ちょっと”簡単だな“と思うくらいの
レベルから始めることをおすすめします。
実際に弾いてみると、思っていたよりも指が動かなくなっているはずです。
スポーツ選手がいきなり全力を出さないのと同じように、
ピアノ再開にもウォーミングアップが必要です。
自分の好きな曲・かんたんなアレンジで、
まずはピアノを弾く楽しさを思い出しましょう!!
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