ピアノ初心者NAVI〜５つの上達ポイント

 

これからピアノを買おうと思っている人が一番迷っていること
それは「ピアノをどこに置けばよいのか？」という問題ですよね？

 

ピアノは、大きさや重さ、音量もかなりあります。
置き場所をきちんと考えてから購入しないと、
せっかく買ったのに、そのまま返品するようなことにもなりかねません。

 

 

ピアノを買う前に調べておくこと

ピアノを買う前に最低限知っておかなければいけないことを挙げてみましょう。

 

• 防音対策はしてあるか？または近所の理解を得ているか？
• 床や柱など、置き場所がピアノの重さに耐えられるか？
• ピアノを置くだけのスペースがあるか？（演奏するスペースも含め）
• ドアや窓など、ピアノを入れるためのスペースがあるか？

 

最低限これだけのことはきちんと調べておくようにしましょう。

 

 

ピアノの音量について

ピアノの置き場所について、もう少し詳しく説明しましょう。

 

まず、ピアノは楽器ですから、当然音がでます。
それも、かなり大きな音です。
ですから、騒音や防音の対策はとても慎重に行わなければいけません。

 

マンション等の集合住宅に住んでいる場合はもちろん、
一軒家でも近隣と住宅が密集している場合は、ご近所に配慮しなければいけません。

 

自宅の防音対策が行われていない場合は、
事前にご近所の方々にピアノを購入する旨を説明して、
理解してもらいましょう。

 

あまりおすすめできませんが、
ミュートペダルやサイレンサーの付いたピアノを買えば、
ピアノ自体の音量を減らすこともできます。

 

 

ピアノの置き場所について

ピアノは重量もかなりあります。
ですから、置き場所の床や柱などの状態も気になるところですね？
特に、2階などの部屋に置く場合は注意が必要です。

 

自宅がピアノの重量に耐えられるかどうか、
きちんと知っておかなければいけません。

 

良く分からない場合は、ハウスメーカーや工務店などに相談してみましょう。
一度、楽器屋さんに相談してみるのも良いでしょう。

 

 

演奏スペースの確保

また、ピアノを置くには、それなりのスペースが必要になります。
ここで忘れてはいけないのは“演奏するスペース”も必要だということです。

 

ピアノを弾くためには、思いのほかスペースが必要になります。
窮屈な中で弾いていたのでは、なかなか上手く弾けるようになりません。
演奏も、なんだか縮こまったものになってしまいます。

 

少なくとも、ピアノの中心から半径1.5mくらいは
演奏する余裕があるようにしましょう。

 

搬入スペースの確保

それからもうひとつ、意外と盲点になっているのが、
ピアノを置く部屋の窓やドアに、ピアノを通すことができるのか？
と言う事です。

 

ピアノを置くには、当然そこまで運ばなければいけません。
「せっかく買ったのに、ピアノがドアを通らなかった」
では泣くに泣けませんね。

 

また、マンションなどに住んでいる場合、
「エレベーターや階段に入れることが出来なかった」
というケースもあります。

 

「クレーン車などを使って、窓から入れる」
なんて方法もあります。
ただ、これには何万円も、ときには何十万円も費用がかかってしまいます。
下手をすると、ピアノよりも高くなってしまうかもしれません。

 

自宅にピアノが置けなかった場合

自宅にピアノが置けなかった場合、ピアノを弾くのは諦めるしかないのでしょうか？

 

そんなことはありません。
本格的なアコースティックピアノは置けなくても、代わりになるものはあるのです。

 

たとえば、十分なスペースが確保できなかった場合でも、
電子ピアノなら、小さなスペースでもおく事ができます。
最近では、小型サイズのアコースティック・ピアノも販売されています。

 

重量が気になる場合は、キーボードや軽量タイプの電子ピアノが良いでしょう。

 

 

ヘッドフォン端子のついている電子ピアノやキーボードを使えば、
音量を気にせずに演奏を楽しむことが出来ます。

 

こんな風に、工夫次第でピアノの演奏を楽しむことは出来るのです。
置き場所が無くったって、大きな音を出せないからって、
ピアノを諦める必要は無いのです。