短期間で上手く弾ける方法、テクニック
短期間でピアノを上手く弾ける方法と言っても、
やはり練習は大事です。
その中でも、テクニック練習は欠かせません。
指が速く動かなければ、弾くことができない曲もあります。
でも、単調な繰り返し練習の多いテクニック練習ばかりするワケには行きませんよね?
夜あまり練習ができない人は、練習時間が限られてしまいます。
練習時間が多くとれない人は、出来るだけ音楽的な練習をたくさんしたいですよね?
今回は、ピアノが無くても、ちょっとした空き時間があればすぐにできる。
そんな、指を速く動かすための簡単なテクニック練習を紹介しましょう。
とにかく速く動かせるようになろう
ピアノは指を使って鍵盤を操作する楽器です。
指が速く動けるようになっておけば、どんな場面でも有利になるのは当然ですよね。
ピアノが無いところでも、仕事や学校のちょっとした空き時間に
少しずつ指を動かす練習をしておけば、テクニックもかなり向上します。
やり方は簡単です。
まず、デスクやテーブルなどの上で、ピアノを弾く形にフォームを整えましょう。
あとは、親指から順番に『1→2→3→4→5→4→3→2→1・・・』と
1本ずつ指を動かすだけです。
最初はゆっくりでも良いので、確実に指が動くスピードで繰り返しましょう。
準備運動のつもりで、1つ1つの指の動きをしっかりと意識しましょう。
何度か繰り返して指が慣れてきたら、徐々にスピードを上げていきましょう。
最終的には「もう限界だ」と思うくらいのスピードをしばらく続けてみましょう。
両手で挑戦してみよう
両手の練習のステップ
片手でスピードに慣れる
このテクニック練習は、最初は片手だけで行いましょう。
両手とも、ある程度のスピードが出せるようになったら、
今度は両手を同じタイミングで動かすように挑戦しましょう。
両手の動きを合わせる
最初は両手とも、親指〜小指〜親指、と対称的な動きで良いでしょう。
しかし、実際の演奏では、左右の手が同じ動きをすることは少ないです。
片方は音程が上がって、片方は音程が下がってしまいますからね。
両手でばらばらの指使いをする
ですから両手の運動にも慣れてきたら、より音楽的な指使いを練習しましょう。
と言っても、これも簡単です。
右手が『1→2→3→4→5→4→3→2→1』と動くときに、
左手を『5→4→3→2→1→2→3→4→5』と動かせば良いのです。
これで、左右同時に音程がアップ・ダウンしますね。
この練習は、ほんの数十秒〜数分間で行うことができます。
一日に何回も、ちょっと時間が空いた好きに行うだけで、
かなりの効果が期待できます。
練習のポイント
大事なことは、毎日行うことです。
それからもうひとつ、最初のうちは、指に余計な力が入って、
関節や筋に必要以上の負荷がかかってしまうことがあります。
筋や関節が痛くなったり、違和感を感じたときは、
無理をせずにすぐに休むようにしましょう。
仮に2〜3日休んでしまったとしても、腱鞘炎などを起こして
何週間〜何ヶ月も練習が出来なくなってしまうよりかはマシですよね?
『無理をせずに、毎日、少しずつ練習をする。』
これがピアノ上達の極意です!!
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