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時間の長さ(音符)

ピアノ 音符

 

メロディの重要な要素は『音程』と『リズム』です。

 

リズムというのはつまり「どれくらいの時間音を出すか?」
(または「止めているか?」)ということです。
今回は、音を出す時間の長さを表す『音符』の種類を覚えて行きましょう。

 

 

基準は4分音符

音の時間の長さは『4分音符』を基準に考えます。
4分音符2個の長さが『2分音符』。
4個の長さが『全音符』になります。

 

4分音符の半分の長さだと『8分音符』になります。
そこからさらに半分、4分音符の4分の1の長さだと『16分音符』です。

 

pic12.gif

 

8分音符や16分音符が連続する場合、横棒を引いてつなげて書きます。
8分音符は、横棒が1本。
16分音符は、横棒が2本になります。

 

 

休符の長さ

メロディーを奏でている時間は、音を出し続けるだけではありません。
音を出さないでいる時間も、立派なメロディーの一部なのです。

 

その“休んでいる時間”をあらわしたのが『休符』です。
その休符にももちろん、長さがあります。

 

これも音符と同じように『4分休符』を基準に考えます。

 

pic13.gif

 

4分音符と同じ長さだけ休むのが『4分休符』です。
4分休符2個休むのが『2分休符』、4個休むのが『全休符』です。

 

4分休符の半分だけ休むのが『8分休符』
4分の1を休むのが『16分休符』です。

 

考え方は音符のときと同じです。
こうして図にして比べてみると、簡単ですね?

 

 

付点音符

音の長さには、1.5倍の長さもあります。
それをあらわすのが、付点音符です。
音符や休符の横に、ちょこっと黒い点が付いていますね。

 

pic14.gif

 

4分音符に点が付くと『付点4分音符』となり、
4分音符の1.5倍の長さになります。
これは、4分音符1個と、8分音符1個分の長さです。

 

2分音符に点が付くと『付点2分音符』になります。
これは、2分音符1個と、4分音符1個分ですね。
4分音符3つ分と考えても良いでしょう。

 

休符に点が付くこともあります。
その際も考え方は同じです。

 

音符の時間の長さについて、いま覚えることはこれだけです。
譜面を見ながらピアノを弾いているうちに、自然と覚えてしまいます。
「難しい」なんて思わないで、まずは楽しみながら覚えて行きましょう。



 

 

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