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コードを覚えよう
音楽に“コード”という概念はつきものです。
ピアノの楽譜にも、コード・ネームが書いてあることがありますよね。
そもそもコード・ネームって、何の役に立つのでしょうか?
コード・ネームがなくても、楽譜を演奏することはできます。
楽譜どおりに演奏するだけならば、それで何も問題ありません。
でも、コードの仕組みを知っておくだけで、
音楽的に大きな役に立つこともあるのです。
コードの意味
まず、下の譜例を見てください。
「ドレミファソラシド」が並んでいますね。
そして、それぞれの下に「ABCDEFG」のアルファベットが並んでいます。
このアルファベットが、そのままコード名になります。
これはもう、覚えるしかありません。
と言っても、たった7文字ですから、すぐに覚えられますね。
三和音
さらに2つめの譜例を見てみましょう。
それぞれの音符に、2つずつ音を乗せていったものが“コード”です。
難しい説明は今はまだ省きましょう。
このコードの一番下になる音を“ルート”といいます。
コード・ネームはこのルート音を基準に作られています。
四和音
コードをより音楽的な響きにするために、3つ目の譜例のように、
この音にさらにもうひとつ加えた、4つの音で考えることも多いです。
コードを使ってできること
音楽はコードの進行に合わせて、この4つの音を使って作られることが多いです。
逆に言えば「コードに合った音を使えば、変な響きになることは少ない」
ということです。
アドリブなどでコードが重要になるのはこのためです。
試しに、左手でコードを、右手はその構成音だけを適当に弾いてみましょう。
どうですか?
右手は譜例どおりに弾かなくてもかまいません。
リズムさえ合っていれば、音楽っぽく聞こえるでしょう?
これが、アドリブです。
楽曲はコードを基にして作られています。
ですから楽譜に出てくる音も、良く見るとコードの構成音が多く使われています。
どんな音が出てくるのか、あらかじめ分かっていれば、
運指もスムーズになりますし、譜面を覚えるのも楽になりますよね?
コードの構造を知っていれば、アドリブができるだけでなく
普段の演奏の役にも立つのですね。
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