イラストで説明
ピアノを弾くときに一番最初にすることは何でしょうか?
まず、ピアノの前に座って、弾く姿勢を整えますよね。
初心者の人がおろそかにしがちなのが、このピアノを弾くときの姿勢なんです。
姿勢の重要性
「ピアノを弾くときの姿勢なんて何でもいい」と思っていませんか?
とんでもありません。
きちんとした姿勢で演奏すれば、より弾き易くなるのです。
逆に、姿勢が悪い状態で演奏すると、腰や体を痛めてしまったり、
弾き方におかしな癖がついてしまう原因にもなってしまいます。
そんな、とても大事なピアノを弾くときの姿勢を、
イラストを使ってわかりやすく説明しましょう。
理想的な姿勢
ピアノを弾くときに最初に気をつけるのが、ピアノからの距離です。
上のイラストを見てください。
距離が近すぎると、両手がつまってしまい、動きが制限されてしまいます。
逆に距離が遠すぎると、手足が伸びきって動きにくくなってしまいます。
また肘が常に上がった状態なので、長時間演奏している間に疲れてしまいます。
適切なピアノとの距離は、右側のイラストのように
背筋を伸ばしてかまえたときに、肘が適度に曲がり、
腕が動きやすい状態になります。
距離感が良く分からない場合は、自分がかまえた状態を
鏡を使って見たり、写真に撮ってみると良いでしょう。
どんな楽器でも、フォームがちゃんとしていると、
格好良く見えます。
「なんとなく、上手そうに見える」
そう思えるような正しい姿勢をとるようにしましょう。
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