左手を鍛える
ピアノ初心者に待ち受ける最初の壁が、左手の運指です。
利き手が右手の場合、どうしてもそちらにつられてしまって、
うまく左手を動かすことができません。
初心者が効率良く上手くなるには、左手を鍛えて、
右手につられないようになりましょう。
簡単な単音を弾いてみよう
最初は、左手だけで簡単なメロディーを弾くことから始めましょう。
左手の指番号は前に紹介しましたね。
その指番号に合わせて、ドレミファ〜と弾いてみましょう。
左手のパートは普通、へ音記号を使った5線譜で書かれています。
上から2本目の線が『ファ』の音になります。
難しいことはさておき、とにかくそういうものだと覚えてしまいましょう。
また、楽譜にある指番号は、あくまでも目安です。
必ずしもこの通りに弾かなくても大丈夫です。
基本的には、この記号どおりに弾くのが一番弾きやすいですが、
指の長さや手の形によって、もっと違った弾き方のほうがやりやすい人もいます。
その場合は、自分の一番弾きやすい形で弾いても良いでしょう。
すこし難しいメロディーを弾いてみよう
左手の動きに少しなれてきたら、今度は少し難しいメロディーを弾いてみましょう。
同時に、簡単なコードを使って複数の音を鳴らす練習もしてみましょう。
これくらいのメロディーやコードが、簡単に弾けるようになったら
次はいよいよ両手を合わせる練習をしてみましょう。
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